葉巻は、内側に詰められるフィラー(Filler てん充葉)と呼ばれる葉と、フィラーをまとめるバインダー(Binder 中巻葉、省かれているものもある)と呼ばれる葉、そして外側を巻くラッパー(Wrapper 上巻き葉)と呼ばれる葉で構成される。いずれもタバコの葉だが、産地、栽培方法、熟成方法がそれぞれ異なる場合が多い。
紙巻タバコと同じように細かく刻んだ葉をフィラーに使うものを「ショートフィラータイプ」、刻まない一枚(もしくはそれ以上)の葉をフィラーにしたものを「ロングフィラータイプ」と呼ぶ。特殊な例としてはミドルフィラーと呼ばれるラッパーの検品で弾かれた製品を再度まき直した葉巻も存在する。一般にドライシガーは大半がショートフィラー・マシンメイドである。
葉巻ブランドごとに特色のある、シガーラベルとシガーバンドがある。
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「シガーラベル」とは葉巻を封入した箱の裏蓋に貼付された約15×22センチの紙である。当初は簡単な図柄だったが、模造品対策からキューバシガーはシガーラベルを20色もの多色刷り石版印刷や箔押し加工が行われていた。1920年代以降は写真製版印刷のラベルが用いられている。古いラベルは美術的な評価が高く、現在では石版印刷の再現が難しいことから骨董品としても珍重されている。
「シガーバンド」は葉巻1つ1つに巻かれている帯で、葉巻のブランドの判る図版が組み込まれている。バンドの本来の目的は、白い手袋や素手がヤニで黄ばむことを避けるためだったが、近年は添付されないシガーもある。なお、喫煙の際にはバンドが添付している物は無理に外すと葉巻きを痛める恐れがあるため、燃焼が進んで糊が柔らかくなってから剥がすことが推奨される。